お部屋探し

【賃貸物件の初期費用】安く借りる3つの方法。




こんにちは、yuya(Twitter:@yuya_plants)です。

これまで私は東京都内にて数千人のお部屋探しを手伝いました。

その際に多かった【初期費用の疑問】についてご紹介致します。

第1章 初期費用の内訳

第2章 初期費用を安くするには。

①時期を見定める。

②費用が任意か?必須か?確認。

③仲介手数料が抑えられる物件を選定。

第1章 初期費用の内訳

以前、初めてお部屋を探しに来られた方が「お部屋は家賃だけでは借りられないの?」と疑問を持たれていました。

一般的な賃貸物件の場合ですと、【初期費用】と呼ばれるお金が掛かります。

SUUMOやホームズなどでお部屋探しをする際に、敷金1ヶ月や礼金1ヶ月、保証会社50%、火災保険20,000円などの項目を見たことはありませんか?

※以前までは、実際に店頭で図面を見ながら確認をしなければ分からない項目でしたが、現在は細かく記載する様になっています。

この項目に記載がある費用(数字)こそ、家賃以外に掛かる費用(初期費用)なのです。

一般的な内訳をご紹介致します。

敷金

→借主がお部屋を損傷させた際の修繕費用、汚した際のクリーニング費用に充当。

1ヶ月分が多い。(お部屋の大きさにより増える可能性大。)

家賃滞納の為の担保となる場合もある。

礼金

→お部屋を貸してくれたお礼として支払う。

1ヶ月が多い。(希少性や時期により増える可能性大。)

昔は貸主に米や野菜をあげていたものが、現在お金となる。

仲介手数料

→貸主と借主を繋ぐ、賃貸仲介会社に払う手数料。

1ヶ月+税。(これ以上の請求は違法。)

※賃貸仲介会社の利益となるお金、契約時に発生する。

日割り家賃・前家賃

→入居時に掛かる家賃。

日割り家賃…入居月分の家賃。(例:5/20入居の場合、20~31日分。)

前家賃…翌月分の家賃。(例:5/20入居の場合、上記+6月分。)

保証会社

→連帯保証人の代わりを務める。

0.5~1ヶ月が多い。(月額になる場合も有。)

親族に連帯保証人になれる方がいない人が増え、保証人を利用する管理会社が急増。

火災保険

→お部屋を借りる際には必須な費用。

2年契約1~2.5万円が多い。(お部屋の大きさにより変動大。)

※自身で保険を選べるか確認可能。

鍵交換代

→防犯上掛かる費用。

1.5~3.5万円が多い。(鍵のグレードにより変動。例ディンプルキー)

※新築の場合必要ないケースもある。

24時間サポート・入居中安心サポート

→鍵やガス、水道などのトラブルを24時間コールセンターで対応。

1.5万円+税。(サポート会社により変動有。また月額の場合も有。)

入居中1度も利用しないこともあるが、24時間電話対応は安心する。

室内抗菌処理・消臭代

→入居前の害虫、消臭費用。

2万円+税。(管理会社により変動有。)

必要なしと感じれば、「外せますか?」の確認を。


第2章 初期費用を安くするには。

①時期を見定める。

家賃や初期費用は探す時期により、下記の様なことが起こります。

繁忙期に契約したAさんの家賃は10万円、初期費用60万円。

閑散期に契約したBさんの家賃は9万円、初期費用45万円。

※AさんとBさんは同マンションの隣の部屋に住んでいます。

閑散期だと家賃が下がり、礼金1ヶ月→0ヶ月になる場合があります。

またフリーレント(1ヶ月分の家賃が無料)になることもしばしば、、、。

イメージできない方は、旅行料金で考えて下さい。

普段はハワイ3泊4日20万円のプランが、年末年始だと同プラン30万円だったと言う経験はありませんか?

お部屋の費用も時期により変動します。

②費用が任意か?必須か?確認。

初期費用の一部に関しては、記載がなくても任意の費用がある場合があります。

第1章の内訳で言うと、【24時間サポート・入居中安心サポート】【室内抗菌処理・消臭代】です。

これは借主の為に、管理会社が用意したサービスになります。

深夜帯のトラブルや入居時の消臭トラブルなど、自己解決できると思う方は外すのも手です。

また保証会社の費用も連帯保証人がいれば無くすことが出来る場合があります。

※都内の物件はほぼ保証会社利用必須。

③仲介手数料が抑えられる物件を選定。

同じマンションでも不動産会社が違えば、仲介手数料も違う場合があります。

よくあるのが決算月や設立月に、仲介手数料最大0円キャンペーンなどを行っている会社があります。

時間に余裕がある際には、HPなどで調べて行くとお得に探せます。

①のお部屋探しの繁忙期と閑散期、③の仲介手数料のからくりについては下記で説明させて頂きました。

ぜひ参考にしてみて下さい。

まとめ

初期費用を安くするには、、、

①時期を見定める。

→閑散期の方が家賃も初期費用も安い。

②費用が任意か?必須か?確認。

→ネットや図面に記載がないこともある。申込前に確認を。

③仲介手数料が抑えられる物件を選定。

→決算月や設立月で安くなっているケース有。